お問合せはお電話でTEL072-693-0193
〒569-0824
大阪府高槻市川添2-9-10藤川ビル1F
受付時間 9:00~12:00/16:00~19:00
休診日:水・土曜午後・日・祝日
「メガネはかけたくないけど、コンタクトレンズならいい!」という中学・高校生は少なくありません。見栄えのこともあるのでしょうが、スポーツをする場合、コンタクトレンズが欠かせない場合もあります。
特に、サッカーやバスケットボールなど他者との接触性の高いスポーツでは装用者が多いように見受けられます。実際、日本眼科医会が平成30年に行った全国的なコンタクトレンズ使用状況調査でも、コンタクトレンズを使用する理由として「スポーツ」が中学・高校生で約55~70%と最も多く、次に「メガネがいや」の約45~50%でした。
では、コンタクトレンズを使用するにあたって、中学・高校生の皆さん(最近は小学生のユーザーも増えています)は、決められた方法を守って安全に使用しているでしょうか。そして定期的に眼科を受診して診察を受けているでしょうか。
また、20~40歳代の方々は、コンタクトレンズのインターネット購入のみを繰り返し、眼科に受診することをおろそかにされていませんか。
コンタクトレンズに触れる前に、必ず石鹸で手を洗い、清潔なタオルや紙タオルで手をふきましょう。よごれた手でコンタクトレンズを扱うと、病原菌がコンタクトレンズだけでなくレンズケースにまで付着して感染症を起こすリスクが高まります。
一部の連続装用が可能なコンタクトレンズをのぞいて、自宅に帰ったらコンタクトレンズを目からはずす習慣を持ちましょう。そのまま眠ってしまうと、結膜や角膜の障害が起きるリスクが生じます。またできれば長時間のコンタクトレンズ使用も避けた方がよいでしょう。
水道水には、アカントアメーバという病原体やその他の微生物が潜んでいることがあります。水道水で保管したり、コンタクトレンズをつけたまま水泳したりすると、これらによる感染症を引き起こし、重度の視力低下を引き起こす可能性があります。
1日で使い捨てのコンタクトレンズでも、つけたままでの水泳や入浴は避けてください。
2週間や1カ月の使い捨てコンタクトレンズでは、きれいな手で消毒液を使ってこすり洗いをすることはもちろん、使用後のレンズケースは病原菌の居場所を無くすためにも毎回洗浄し、乾燥させておきましょう。レンズケースが不潔なままでは、レンズケースに潜む病原菌がコンタクトレンズに付着します。
また、レンズケースをしっかり洗浄乾燥していても、次第によごれていきます。定期的に交換するよう心掛けてください。